●高品質なシルバーデジプレート出力と、低価格・短納期を両立させるために以下の条件を厳守してネ。
ねこのしっぽではデータ入稿率が高いからこそ、安定したファイル形式をオススメし、ある意味フォーマット統一することでそれを実現させているんです。十分納期に余裕がある場合ならともかく、それ以外のソフトウェア&ファイルフォーマットは無責任にOKはしていないんです。Photoshop画像として600dpiでラスタライズ処理がされていれば画質的にも十分ではないかと思います。
●[推奨解像度]
・カラーは350dpi
・グレースケールは350dpi 〜 600dpi(アミ点を使用している場合は600dpi)
・2値は600 もしくは 1200dpi(オンデマンド印刷は600dpi推奨)
・上記は同人誌原稿の適正解像度となります。グッズについては素材によって適正な解像度が異なりますので、
各グッズのページをご確認下さい。
●[画像のサイズ]
《B5本 / A5本 / A4本の画像サイズ》
・B5:188mm×263mm(3mm大きめ)または 192mm×267mm(5mm大きめ)
・A5:154mm×216mm(3mm大きめ)または 158mm×220mm(5mm大きめ)
・A4:216mm×303mm(3mm大きめ)または 220mm×307mm(5mm大きめ)
※大きめに作った部分(タチキリ)は、製本時に切り落とされます。重要な絵やセリフは仕上りサイズよりも5mm以上内側に描くようにしてください。
《表紙を1枚続きで作成する場合》
・B5:370mm×263mm(3mm大きめ)または 374mm×267mm(5mm大きめ)
・A5:302mm×216mm(3mm大きめ)または 306mm×220mm(5mm大きめ)
・A4:426mm×303mm(3mm大きめ)または 430mm×307mm(5mm大きめ)
※上記サイズに背表紙の厚み(背厚/背幅)を加えたサイズで作成します(忘れやすいのでご注意!)。
背幅の目安は下記の【背幅簡易計算フォーム】で計算できます。ご参考ください。
【背幅簡易計算フォーム】 | |
表紙用紙 | |
---|---|
本文用紙 | |
ページ数 | ページ(表紙 4P+本文の合計) |
カラー口絵 コート紙110kgで計算 |
片面 両面 ページ(本文のページ数とは別カウント) |
この仕様で必要な背幅は です。
※ 製造された時期や機械の特性などにより同じ銘柄の紙でも厚みには多少の誤差があります。 |
《本文見開き原稿を作成する場合の注意》
無線綴じ製本の場合、本の構造上どうしても綴じ口(ノド側)の絵が見えにくくなります。
ノド側10mm程度には重要なセリフを書かない、見開きページの中央に顔を描かないなど、構図に気をつけて原稿を作成してください。中綴じの場合はページが完全に開くため、仕上り線で絵が繋がるように原稿を作成すればOKです。
原稿のサイズ合わせに便利なテンプレートもご用意しています!ぜひご活用ください→こちら
●[ファイル保存形式]
Photoshop(PSD)形式(全てのレイヤーを統合し、CMYKまたはRGB以外のチャンネルは削除してください。)
●解像度は pixel/inch です。たまに pixel/cm になってることがあります。とくにカラー表紙では表紙・裏表紙を合わせて100MBを超えているようなら要チェック!!
●初め低解像度で作成して、後から変更しても後の祭り…ってことになりますので初めから350pixel/inch以上で作るように心がけましょう。
●サイズがきちんとしていれば画像サイズのセンターを中心にして面付けいたします。だから画像の解像度・サイズは絶対に間違えないようにしてくださいねっ!
●カラーデータは、CMYK形式(JapanColor 2001 Coated or 2011 Coated)または RGB形式(sRGB / AdobeRGB)。
※ RGBデータについては、RGBプロファイルが埋め込まれている場合、お客さま自身で埋め込まれたプロファイルをそのまま使用して作業します。
※ RGBプロファイルが埋め込まれていない場合、一般的な作成ソフトの標準設定の「sRGB」を指定して作業します。
●コミスタ4使用時の注意点は【コミスタ4をお使いの方へ】をご覧ください。
[グレースケール時のオプション]
●1色データは、グレースケール推奨。(2値はモアレが発生しやすいので画像作成前に十分にご注意を!)
●画像ファイル名はページ番号がわかるように。(ファイルは1ページずつ作成してください)分かりやすいのは3桁くらいにして003.psd、004.psd、のようにすればページが多くなってもきちんとページ順にファイルソートできます。画像内の印刷に出る範囲内に全ページにノンブル(ページ番号)を必ず入れてください。入っていない原稿ファイルは受付できません。
[カラー/グレースケールから モノクロ2値への変換]
●ねこのしっぽはグレースケールでの入稿が出来るので、カラーイラストを単色に変換する場合はグレースケール変換が望ましいのですが、モノクロ2値に変換したいなら Photoshopの場合、イメージ > モード > モノクロ2階調... の「ハーフトーンスクリーン...」を利用することで、トーン化した2値原稿に変換できます。
でも2値ファイル作成時は設定に気をつけないと、原稿全体がモアレてしまいます。特に「角度」のところは 45°で統一しないとモアレる恐れが大です。これ結構重要です。
●原稿の描き方は【白黒原稿の描き方】をみてください。
●コミスタ4使用時の注意点は【コミスタ4をお使いの方へ】をご覧ください。
●フォント情報がある場合は画像化する:
入稿の際はテキストレイヤーをラスタライズの上、【画像を統合】してください。
クリップスタジオ(クリスタ)またはコミックスタジオ(コミスタ)を使用して原稿を作成している場合、PSD形式で書き出してご入稿ください。
●下記の記事も参考にしてください。
【サイズ選択時の注意について】(ねこ社員の部屋2010年10月9日の記事内)
PSD形式のファイル書き出しに対応している場合は、PSD形式で書き出したファイルをご入稿ください。
PSDで書き出せない場合、PNG・BMP形式でのご入稿もお受けいたします。
スマートフォンやタブレットでお絵かきをされている方は、【こちら】のページもご覧ください。
ページを分けましたのでそちらをご覧ください。【 ⇒ PDFでの入稿について】
●Illustrator・PageMaker・QuarkXPress等のソフトをご利用の場合トラブルが多く発生しています。アウトライン作成後、必ずPhotoshopでラスタライズ処理を行い、Photoshop(PSD)形式にてご入稿ください。他の形式の場合にはお引き受けできかねます。